お知らせコラム

上場企業25社のミッション

2012年から2014年まで3年連続で上場企業25社の訪緬ミッションの現地調整を担当した。毎年10月、約1週間に亘って行われたが、短期間だがいろいろなところを視察訪問する。毎年訪問したのは国内最大の銀行であるカンボウザ銀行本店、地元メディア、最大の小売チェーンであるCity Mart Holdings、2,3の不動産プロジェクト・サイト、工業団地、大学などで、財閥系企業とか製造業、商工会議所連盟またはエンジニアリング協会等々は希望によって変更した。 

大学とかメディアを訪問するという機会はなかなかないので関心を示す人が少なくない。国内有数のメディアを3年連続で訪問したが、地元メディアとしても一度にたくさんの日本企業と接触する機会はあまりないので彼等も面白い。約1時間に亘って参加した日本企業からいろいろな質問が寄せられ対応していたが、最後に「こちらかも1社に対して少し取材させてほしい」と言われ、名指しされたのが地下鉄の会社。30分くらい取材を受けていたが、どうして地下鉄なのかみんな不思議がっていた。昨年は編集長が30分も遅刻したが、政府との裁判に出頭していて、法廷の開始時間が大幅に遅れたと語っていた。

大学訪問では学生との交流が毎回行われており、こちらもミャンマー人学生とこのような形で接する機会はあまりないので高い関心を呼ぶ。毎回、参加してくれた学生には記念品を渡しているが、ときには事前にアンケート調査を行うようなこともある。「ミャンマーでは女性に優秀な人が多いときいたが本当か?」という質問に「そうです」と手をあげて発言する女子大生もいて、その自信に溢れた回答に驚く人も少なくない。

▼写真上は、ヤンゴン市内の大手メディア訪問の様子。写真中は、City Mart Holdinsの本店大会議室。当日は幹部がパワーポイントを使って会社の説明を担当していた。。

国内最大の銀行で支店数も300を超えるカンボウザ銀行本店でのやり取りも参加者には関心が高かったが、ここも人材不足の解消が喫緊の課題と自認していた。2014年に訪問した際は、ミャンマー人取締役が1人、コンサルタントの肩書をもつマレーシア人専門家が5人くらい並んでいたこともある。ミャンマーのことはあまり判らなくても銀行業務はエキスパートということで参加したらしい。ここを訪問するもうひとつの目的は、エレベータに乗る前の金庫室みたいなところで林立する札束の山が見られことである。理由はいろいろあるが一様に驚きの声が上がる。

 最近、日本のキリンビールがシェアの55%を取得して話題になったミャンマービールの工場見学も、併設されたビアホールで試飲ができることもあって好評。ミャンマービール自体、日本人をはじめ外国人に人気があるが、ここでは生ビールが提供される。10年くらい前もビアホールが併設されていたが、最近は拡大され、さらに豪華になった。前面の巨大スクリーンに企業案内等が映し出され、生ビールを飲みながら説明を受ける。つまみも以前はピーナッツだけだったが、ポテトチップとか数種類が無料で提供される。工場見学から戻ってまた飲み続け、酔った参加者が何人かいた。帰りのバスの中はよく眠れる。最も気分のいい訪問先のひとつであることは間違いない。

▼写真は、上からカンボウザ銀行本店。下はミャンマービールの醸造工場に併設されているビアホール。

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